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GM「ヨロコンデ」松井秀、来季残留“確定”
【オークランド(米カリフォルニア州)7月31日(日本時間8月1日)】米大リーグ、アスレチックスの松井秀喜外野手(37)がツインズ戦に「3番・DH」で出場し、3打数1安打1打点。今季最長の連続安打を9試合に伸ばすなど後半戦は絶好調で、ビリー・ビーン・ゼネラルマネジャー(49)は来季残留の可能性を認めた。1日(同2日)からはマリナーズのイチロー外野手(37)と対決する。白昼夢ではない。前半戦は凡打の山を築いたア軍の貧打線が、3点を追う三回に7連打で一挙6点をたたき出して逆転。松井も9試合連続安打となる右前打で出塁して、同点のホームを踏んだ。
「ヒットは内角のけっこう厳しい球。詰まりながらも、いいところに落ちた。打線も球宴明けからつながっているし、いい状態だと思います。」
ヤンキース時代にロッカーが隣だったこともあるツ軍先発のカール・パバーノ投手(35)をKOした。松井は3点リードの四回一死一、三塁で左犠飛。「外角の逆方向へ打つにはいい球だった」と狙い通りの打撃でトドメを刺した結果になった。
7月を月間打率・369(84打数31安打)で夏男、松井の本領発揮、球宴直前の9試合は4安打に終わっていた。「今月もダメと言われたが、球宴後はずっといい感じ」と振り返ったように、球宴後の15試合で打率・466(58打数27安打)と打ちまくり、月間打率が06年9月(・412)以来5年ぶりに3割5分を超えた。
松井に引っ張られ、球宴後のア軍打線は球団新の16試合連続8安打以上を記録。後半戦のチーム打率・316は30球団トップだ。一時は解雇や引退の危機がささやかれた松井の大変身ぶりに、編成部門の最高責任者であるビーンGMも満足。「今のこの調子で打っていたら、喜んで残ってもらいたい」と初めて来季残留の可能性を認めた。このまま松井が順調に数字を伸ばしていけば、プロ20年目でメジャー10年目のシーズンを迎えられそうだ。年金を満額受給する資格も手にすることができる。
また同GMは、7月31日のトレード期限前に野手を1人も放出しなかった理由を「オファーの中に交換するだけの価値がなかったからだ」と説明。伝統的に終盤に巻き返すチームカラーもあり、松井を中心とした打線で最後まで勝負する覚悟を決めたようだ。
8月最初の相手はマ軍で、1日(同2日)からは敵地シアトルで3連戦。松井は打率を・255まで上げてきて、不振に苦しむイチローに1分2厘差まで迫っている。
2人は、日米通算二塁打でも484本で並んでいる。立浪(元中日)の日本記録まであと3本。“二塁打王争い”からも目が離せない
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